公演パンフレットより

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「一人」

子どもの頃から一人が好き。

一人で本を読むのが好き。

一人でお話しを書くのが好き。

そんな子どもを文部省が放っておくわけもなく、
義務教育で団体行動の訓練。

それはとてつもないハードルで、理由を説明できる大人もいなかった。

理由が分からないままの訓練が続き、いつの間にか最低限、この国の、この時代に適合するだけの能力が身に付いた。

もういい。

十分だ。

遠回りしたけれど、また一人に。

この国は平均値を求め、従うことを求め、はみ出さないことを求め。
そうして逆らわない人間を養っていく。

都合がいい人間を。

私は最低限の適合を維持しつつ、この国のこの時代に一人で生きていく。

一人で本を読み、一人でお話しを書く。

一人で、一人で・・・。
ただ、子どもの頃の一人と違い、今は私の書いたお話しを自分の心の代弁として好んでくれる人がいる。

瀑一人。
自らを「一人」と名乗る人は、きっと一人ではいられない人だろう。

一人が平気な人間の、その理由を探りたいのだろう。

それで私の作品と向き合ってくれるのだろう。

お礼の代わりにそんな言葉を贈ります。

2015年10月12日

                                                             オオタスセリ

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ぼくの生まれ育った街は、当時西の釜ヶ崎と呼ばれ、身元明かせぬ人たちが、自然と集まる吹き溜まりの場所だった。

その日の仕事にあぶれた日雇い労務者が、焼酎をぶっかけ、めしを食っていた。

路上で石ころバクチをし、売血(当時は血を売ってお金になった)を食い扶持にしている者もいた。

ホームレスの人も多く、寒い冬の朝凍死していることも珍しくなかった。

ヤクザの出入りも目にした。多くの住人が、持たざる者、低所得者だった。

僕は四人きょうだいの三番目で、他の三人はだれ一人普通高校を卒業していない。
行きたくても行けなかったのだ。

僕だけが大学まで行かせてもらい、そして親不孝にもドロップアウトした。


子どもの頃、好きでもないのに何故か一人でいることが多かった。
一人で本を読むこともなかった、家に一冊の本もなかった。

一人でお話を書く代わりに祖母に連れられ、青線(非合法の売春地域)の真ん中にある芝居小屋でドサ回りやチャンバラ映画をよく観た。

年寄りに囲まれ、いつも可愛がられて居心地が良かった。
同年の子と遊ぶことはあまりなかった。


そして、束縛されることが我慢できない性格になった。
何かに従うこと、強制されることに耐えられない。

気がつくといつも、集団、組織、地域から浮きはみ出ていた。

僕の普通とみんなの普通が違い、僕の常識は世間の常識と掛け離れていった。
ある時、自分がマイノリティーであることをはっきりと自覚した。

これでいい、これでいいんだ、自分のやり方で生きていこうと---------

****************

2015年9月19日未明、

この国に 化け物が出現した。

今回の『スセリとヒトリ』、

僕なりの静かな覚悟でスセリさんの作品と向き合いたいと思います。
本日のご来場、本当にありがとうございます。

2015年10月21日

                                                 瀑 一人 拝

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公演直前でございます*\(^o^)/*

いよいよ今週末より公演、

『スセリとヒトリ』

ワックワクの細胞たち・・・どうドウどうどう



今回はオオタスセリさんの台本3本と歌一曲を使わせていただきました。

瀑さんのスセリさんラブは、劇団ホームページの公演案内文からも、よっくお分かりになるかと思います。

スセリさんの台本から、たくさんのメッセージをいただいています。

読めば読むほどにじみ出て‼️

ニンゲンってイトオシイ

ニンゲンってミニクイ

丁寧に丁寧にニンゲン、を描きたいと思います。

公演前週の土日に仕込み、ゲネを終え、手応えを、やっと、ゲットしてぜひ観ていただきたい作品になりました。

イカロス入り、客席~🌟
紗季のスタッフ姿💕


ラーへゆくのコンビ🌻

森山さんの映像。好きだ‼️

      

イカロスの森へ向かう(^-^)

神戸の水道筋商店街のアーケードのきれた所を右折、信号渡ってすぐのところ

元気な商店街を歩いていくので、気分が良いのです。

小屋の主、一本どっこさんは頼もしくて優しくてきびしくて、笑顔がステキ!

仕込みではたいへんお世話になりました。

ありがたやありがたや・・・
公演前でテンション高くて、

美味しいものは美味しい

綺麗なものは綺麗。

腹立つことはより腹立つ、なんで支持率が上がるんや、とか、

嬉しいことはむちゃ嬉しい。

お客様からチケット申し込みがある度に🌟心ときめいて、こうべを垂れて、ジーン・・・を噛み締める。

そして自分の舞台をシュミレーション。

早く初日幕が上がらないかなっ
みなさま

心よりお待ちしております!
埴生美伽子

9月末から10月頭@日舞教室

ずいぶんブログが休憩中で???

ご無沙汰しております、瀑組稽古場日誌です( ´ ▽ ` )ノ
埴生のスマホ破損が原因というツマラナイ理由…
このブログを楽しみにしてくださっている瀑組の大切な方々、申し訳ありませんーーー
復活しました!m(_ _)m




さて瀑組 公演前の怒涛の稽古場…
スタッフさんもお越しの荒通しがあったり、のぞきにきてくれたゲストありの、新鮮な風。
制作の事や衣装の事や諸々諸々色々色々
ああ忙しい。
ああ楽しい。


照明のZe-raさんの初稽古場登場、的確で素敵なダメ出しいただきました。
前から知ってるようなZe-raさん…
よろしくお願いします‼︎

音響の紗季、天空のカイサファンはびっくり笑
帰国後今回は音響スタッフで参加です。

瀑組母ちゃん、江崎昭子さん。
先日は森山さん〈うたうひと〉の歌伴奏録音。
楽譜もないのにメモ書きで弾いちゃう
すごい集中力です。

それから先だってのスセリ台本劇場でのご縁、池上和美さん。ひまわり…ちっさめのひまわり、ブーケに出来るような厚かましくない可愛いの。そんなイメージの方。🌻差し入れまでありがとう~



ここんところの平日は、抜き稽古あり、衣装製作あり、制作の手配あり、走って走ってホント怒涛のドトー。


ここんとこの日本というクニもドトー、、、
このドトーは許せないなッ!
劇団DMの案内状、瀑さんの文章にもありましたが、とんでもない時代到来か…

しかし、なんとか踏ん張ろうとする力が、若者からも生まれて、希望をみた。
国会前のたくさんの人たちにも、みた。
自分自身にも、みたい。描きたい。

描く場は、今『スセリとヒトリ』


お越し、心よりお待ちしております( ´ ▽ ` )ノ













プロフィール

劇社瀑組

Author:劇社瀑組
劇社瀑組は、1985年に 瀑一人 により結成されました。旗揚げ公演『恋をしにゆく』(構成演出・瀑一人)以来、「シェルター」、梅田「カラビンカ」、AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)などにおいて、度々公演を行ってきました。1995年の「発展的休団宣言」後、長らく活動を停止していましたが、16年を経て2012年、復活しました。

【公演・イベント記録】
2012.11.『櫻の森の満開の下』@伊丹アイホール
2013.10.『夢のきれぎれ』@宝塚文化創造館
2014.2 かぶきしばい『サロメ祭り』@宝塚文化創造館
2014.11 「11月の熱砂」@シアターセブン

劇団HPは画面右リンクより。

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